起立性調節障害でお悩みの方が来院されています

更新日：2021年12月18日

こんにちは、ハート整体院の東です。

突然ですが、「起立性調節障害」をご存知でしょうか？
起立性調節障害（OD）は主に小学生～高校生にかけて発症し、推定患者数は100万人にも上ると言われています。

起立性調節障害の特徴的な症状としては朝起きられない、昼から夕方にかけては元気になる、という事が挙げられます。

朝が起きられないためどうしても学校が休みがちになり結果的に不登校になってしまう場合もあります。
例えば骨折があるとか入院しなければいけないとか客観的にその体調・辛さが分かる訳では無かったり、一日中体調が悪い訳ではないため「気持ちの問題」と捉えられてしまう事もあります。

しかし現在ではガイドラインも制定され「低血糖」や「低血圧からくる体の問題」であることが分かっています。

気持ちの問題、と片付けることは簡単ですが本当はどんな状態なのか、家族や周りはどんなサポートが出来るのか、そんな事が伝わると嬉しいなと思います。

そもそも起立性調節障害って？

起立性調節障害はその原因は解明されていませんが、立ち上がる（起立する）事で血液循環に不全が起こる事で以下のような症状が発症するものです。

・朝起きられない
・午前中の体調不良
・立ちくらみ
・全身倦怠感
・立っていると気分が悪くなる
・頭痛
・動悸
・夜目がさえて寝付けない

起立性調節障害の原因は？

起立性調節障害のそもそもの原因は、「自律神経の異常」です。
自律神経の働きの代表に「血圧のコントロール」が挙げられます。
通常就寝時には副交感神経が優位に働いて血圧を下げてくれ、起床時には交感神経の働きで血圧を上げてくれるのが正常です。

しかしその働きが悪く起きようとしても頭に十分な血液が行き届かず起きられない、吐き気や頭痛がするなどの症状を引き起こします。

起立性調節障害の対策法

上記したような自律神経の不調の原因には「背骨の歪み」や「内臓のバランス」の問題が挙げられます。
起立性調節障害は思春期に多い疾患であることから、一人で立ち向かうのではなく専門家のサポートに加えて親御さんのサポートが必要不可欠となります。

お子さんと同様親御さんも辛い気持ちを抱えています。
理解のある治療院、知識のある治療院はその大きなサポートになりますのでお困りの方は是非お気軽にご相談下さい。

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